進化論

人生をより良く進化させていくためのブログ

すぐ怒ってしまう自分が嫌で、妻とのケンカを避けたい。自分の怒りと向き合う方法模索中

最近、妻と小さいことで衝突することが増えてきています。

お互い忙しいこともあり、職場などで日々募っているイライラが一番甘えられる存在に向けて放たれてしまっているのだと思います。

 

こんな現状のままでは、よくある会話のない夫婦になってしまいそうで怖い。

そして、先のことではあるが、子供も欲しいと思っています。その時、包容力のある父親になりたいと強く思っているので、今から何とか自分を変えていきたい。

 

そんな思いから

自分の「怒り」と向き合う本

という本を読んでみました。

本屋でぶらぶらしている時に衝動買いです。

 

怒りという感情がどのように生まれてくるかということから始まり、怒りを溜め込むことの弊害、怒りの受け止め方、適切な表現方法が書かれています。

読みやすい文章で、数時間で読了できました。

ハッと気づかされる点が何点かあり、実生活で使ってみようと思える怒りへの対処法が書かれていました。

 

 

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「怒らないようにしよう」ということが、そもそもの間違い

感情は誰にでもあるものであり、感情に良い・悪いということは無い。これは喜怒哀楽どの感情にしてもそう。

では、何に問題があるのかと言うと、その表現方法。

怒りを適切に表現し、伝えることが出来れば、怒りに支配されることもなく、怒りを無理に抑えこんでいつか爆発ということもなくなる、というのが本書の考え方。

 

感情に良い・悪いは無い

これは改めて言うまでもないことなのだが、

 

自分は最近特に妻を泣かせないようにと思うばかり「怒らないように」「怒らないように」と考えていた。しかし、怒りという感情は他の感情同様にふとしたことで現れて、結局怒りに身を任せてしまうか、内心でイライラを募らせてその日一日を終えることが多かった。

 

怒らないようにということがそもそも無理で、怒るという感情は自然のものであり、「良い悪い」の対象ではない。

このことを本書で再確認。「怒らないように」ではなく、「上手に怒る」という考えにシフトできた。これだけで少し救われた感がある。

 

つまり、怒りも悪い感情ではない。だとしたら問題はその処理

 

怒りを表現するということのイメージから変えていく必要があるのです。

「怒るなら大きな声を出しなさい。怒るなら激しく、大きな物音を立てながら言わなきゃダメじゃないか―」

こんなメッセージが自分の中に埋め込まれているのです。

 

自分が自分に言い聞かせているメッセージ。私たちはそのメッセージに縛られているだけなのです。

だから、そのイメージを変えることで、適切な怒りの表現ができるようになるのです。

 

 

  • 過去に生み出された怒りは消えてしまったように思えても、地雷のように埋め込まれている。
  • エレベーターが重量オーバーになる最後の一人が乗った瞬間のように、小さな最後のきっかけで、埋まっていた地雷が爆発してしまうことがある。
  • それを未然に防ぐには、ひとつひとつの怒りを抑圧せずに、しっかりと受け止めて、適切に表現することが重要。

 

怒りで周囲に迷惑をかけるのでもなく、怒りを抑圧してイライラを募らせていくでもなく、適切に自分の感情と向きあって生きていけたらきっと今より快適なはず。

 

 

そんな正しい怒りの受けとめ方と表現の方法をみていきます。

 

怒りの正しい受け止め方

 

  1. 何が起きているのかを述べ、いまここでそのことについてどう感じているのかを言ってみる
  2. 現在起きている出来事は、自分の過去の出来事をどんなふうに思い出させるのかを確認する
  3. 「そのときに、言いたくても言えなかったことは何か?」と自分に尋ねてみる
  4. その人に何て言ってほしかったか?」「どうすれば良かったのか?」と自分に尋ねてみる
  5. 「いまはどんな気分か?」「過去のその人に何かまだ言う必要があるか?」と自分に尋ねてみる
  6. 「この感情を引き起こした人に、何か言ったり、聞いておいたりする必要はありますか?」と自分に尋ねてみる

 

これを怒り心頭の中でやるのはかなり練習が必要そうです。でも不可能では無さそうです。

そして、こんなことが全ての感情で行えたら、きっと「キレる自分」や「我慢する自分」から卒業出来る気がします。

 

 

 

怒りのゲージを自分の中に持つ

 

怒りの度合いを自分自身の尺度で測定して対応する。

 

0:穏やか

1~3:ムッとする カチンとくる

4~6:ムカつく 腹が立つ 頭にくる

7~9:カーッとする 爆発寸前になる 激怒する

10:爆発する 怒りで頭が真っ白になる

 

 

怒りを10段階評価して点数をつけます。

怒りを感じた瞬間に、自分の怒りを数値化する間合いを取ることで、怒りの衝動を抑える効果がある

特に10段階評価で7以上のキレそうな出来事だと、その場で先の正しい受けとめ方を実践する余裕がないかもしれません。その時は、とにかくトイレかどこかに逃げるのが良さそうです。そして、少し落ち着いたら、自分への問いかけを始めていきます。

 

このようにして感じた怒りを正しく受けとめた後は、適切に表現します。

 

溜め込むままだと爆発してしまいます。言うべきことは言うのです。ただし、それは相手を傷つけるためでなく、戦うわけでもなく、あくまで自分が嫌な気持ちになったということを伝えるだけです。

 

怒りの適切な表現方法 アイ・メッセージ

「私」を主語にして話すと、相手を責めているイメージにならない

「あなたが・・・!」「いつもあなたは・・・!」と相手を責めるのではなく、自分はこんな風に感じたということを冷静に伝えるようにできれば、相手への攻撃や衝突を減らせそうです。

 

感想

もう少し怒りの表現方法や消化について記載が欲しかった気はしますが、怒りについて持ち得なかった視点を頂けたので読んだ価値はありました。

 

「怒り」は決して出てきて悪いものではなく、その対処法を適切にすることが大事なんだということに気づかされました。

 

「怒らないようにする」これだと無理難題のようで、ストレスを溜めそうですが、表現する方法を工夫するということであれば、トレーニングで実現可能な問題になります。

「怒り」という目に見えない大きな問題を、現実的な目の前の問題に変えてくれた一冊でした。

 

自分の「怒り」と向き合う本

自分の「怒り」と向き合う本

  • 作者: 水澤都加佐,スコット・ジョンソン,黒岩久美子
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2012/09/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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